ビジネスパーソンに人気の法律系資格「ビジネス実務法務検定試験®」。その中でも2級は、実務に直結する法律知識を体系的に学べる資格として注目されています。
本記事では、試験概要、出題範囲、日程、難易度、効果的な学習法、さらに資格取得を通じて「法的思考力を鍛える方法」まで、詳しく紹介します。
ビジネス実務法務検定2級とは?
ビジネス実務法務検定試験(通称:ビジ法)は、東京商工会議所が主催する法律系検定です。
企業活動におけるリスク管理や契約実務の知識を習得し、ビジネス現場で活躍できる人材を育成することを目的としています。
その中でも2級は、**「企業法務の基礎から応用までを理解し、実務で役立てられるレベル」**とされ、法務部門はもちろん、営業・人事・総務など幅広い分野で評価されます。
試験概要
出題範囲・内容
試験日程(2025年度予定)
難易度と合格率
効率的な勉強方法
公式テキストと問題集を繰り返し学習しましょう。とにかく問題を何度も解きましょう。会社法・知的財産権・独禁法あたりは勉強経験がない方も多く、苦手分野になりがちです。重点的に対策しましょう。
☆【おすすめ】法的思考力を伸ばす学習のコツ☆
必ず条文を引く
これです。条文を引く。
実際のところ、ビジネス実務法務検定2級を取得するだけであれば、問題集をこなして知識さえ入れてしまえば受かります。そして、それが最短合格の道でしょう。
ただ、ビジネス実務法務検定2級を取得するのは単なる通過点で、法律の知識を実務に活かしていきたいと考えているのであれば、条文を引きましょう。
ポケット六法を購入し、条文番号が出てきたらめんどくさがらずに必ず条文を引きましょう。
分からなくてもいいので、条文をしっかりと読みましょう。
テキストを読んだり、問題を解いているときに、どの条文の話をしているんだろう、条文にはなんて書いてあるんだろうと疑問を持ったら、調べてみましょう。(テキストは分かりやすくするために、条文とは異なる文言で説明していることもあります。)
時間はかかりますが、しっかりと続けていれば、法的思考の基礎が身に付きます。
ビジネス実務法務検定2級は、難易度も基礎レベル、かつ範囲も幅広く、法的思考の基礎を身につけるためのベストな教材です。ただ受かるではなく、身につけて受かるを目指しましょう!
さいごに・・・
条文、条文・・・とうるさく書いてしまいましたが、法学部や法科大学院では、口酸っぱく教授に言われれるんですよね(笑)。でも、口酸っぱく言うのには理由があります。だって、条文を使いこなせてはじめて法律の専門家を名乗れるので。。。(企業法務の実務をしていると忘れがちになりますが・・・)
条文を引いて、読むのは最初は面倒で、嫌気がさすかもしれませんが、繰り返していけば、抵抗なく読めるようになりますので、コツコツがんばりましょう!
では、またー
👉ビジネス実務法務検定に合格し、未経験から法務職をスタートさせたい方は是非こちらの記事もご覧ください。
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